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320列CT(東芝Aquilion One)

320列エリアディテクターCTがもたらすインパクト

320列エリアディテクターCT(東芝 Aquilion ONE)の最大のターゲットは、心臓冠動脈疾患の診断です。従来の心臓カテーテル検査は患者に与える負担が大きく、また64列マルチスライスCTでは、一回転では心臓全体をスキャンできないため、連続撮影した画像を重ねて再構成するので脈拍の変動や不整脈が発生すると画像にズレが生じる限界がありました。しかし心臓全体を1回転0.35秒でスキャンできる320列エリアディテクターCTは、被ばく量や造影剤も少なく、短時間で心臓カテーテル検査と同等の診断精度が得られ、患者の負担のより少ない心臓冠動脈検査が可能となります。

320例CTにてこのような解析が可能です

冠動脈静脈瘻の1例

▲通常 ▲時間軸補間による
超4次元画像