文字サイズ
  • PCサイト
  • ホーム

分子イメージング・診断学講座

 平成22年4月に寄附講座として開設されました。CT・MRI・PETなどに関する撮像技術や、造影剤やその使い方の研究、開発に取り組み、安全で高精度な分子イメージング技術の開発と応用を目指しています。

 分子イメージングとは、生体内での生命現象を分子や細胞レベルで、非侵襲的に画像化して解析する技術。患者に負担をかけずに、早期に確実な診断ができる手段として、がんの診断と治療、脳機能や心機能の解明、アルツハイマー型認知症の早期診断と行った分野で応用が期待されています。

 現在具体的には256列の多列型CT、3テスラーの高磁場MRI、SPECT/CT、PET/CTを用い、心不全・心筋症・先天性心疾患など循環器領域の疾患を中心に研究・発表しています。

写真は生後3ヶ月の先天性心疾患の256列の心臓CTです。
低電圧撮影により放射線被ばくの低減が可能となりました。