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外来・入院

外来

 放射線科の患者さんは様々な理由で受診されます。放射線治療やアイソトープ治療などの悪性腫瘍の治療を目的とする場合や、血管造影による血管塞栓術、血管形成術、ステント挿入、大腸ポリープのポリペクトミーなどが主なもので、ほとんどが他の病院や検診機関から紹介されて受診されています。また、当院の外来でCTやMRI検査を受けられる場合、検査当日は放射線科の外来患者さんとして検査を受けることになります。
これは、複数の検査を効率よく受けていただくことや造影剤の副作用が見られたときに放射線科医師が迅速に対応できることにつながっています。そして、放射線科に入院した患者さんの退院後の定期的な再来受診や、他院からの精密検査の依頼なども当科外来の業務です。

 当科では多くの病気に対して経験豊富な専門医が数多く外来診療にあたっておりますので、どうぞ気兼ねなく受診されてください。紹介状(画像などを含む)がなくても受診は可能ですが、詳細な情報がない段階では正確な診断・治療方針の決定などができませんので、主治医の先生からの紹介状・データを是非お持ちください。

 新患外来受付は月曜、水曜、金曜の午前8:30~11:00ですが、放射線治療(月曜・水曜・金曜)・粒子線治療外来(火曜・木曜)などでは一部予約が必要となっております。外来担当表をご確認の上ご連絡をお願いいたします。


入院

 放射線科入院の患者さんの多くは悪性腫瘍の放射線治療や化学療法を目的として入院されています。
その他に、肝臓癌の治療や、細くなった動脈を広げる治療、血管の奇形や動脈瘤を塞ぐ治療など血管造影による治療の目的での入院も多く見られます。また、内視鏡を用いた大腸のポリペクトミーや消化管の早期癌の切除も当科の入院で行っています。
 もう一つは検査の目的での入院です。放射線科は画像診断のプロフェッショナルがそろった診療科ですから、他の病院ではっきりと診断が付かなかった場合や病気の正しい進行状況の診断、もしくは、CTや超音波を見ながら体の外から直接針を病気の部分に刺して組織や細胞を採取する経皮組織診・細胞診を目的として入院される患者さんも多くいらっしゃいます。

 放射線科の病棟は、北8階病棟と北3階アイソトープ治療センターです。